新築構造紹介

新築機能構造紹介

建物の設計と機能性の最適化

私たちは、建物の用途やクライアントのニーズに基づいた設計提案を行います。各部分の機能性を最大限に引き出すための計画立案をお手伝いします。

エネルギー効率と持続可能性の向上

環境に配慮した設計を推進し、エネルギー消費の最適化と再生可能エネルギーの活用促進に貢献します。

快適性と利便性の向上

居住者や利用者の快適さを重視した内部空間のデザインと、生活の質を向上させるための設備やインフラの計画を行います。

安全性と耐久性の確保

建物の耐震性や耐火性を向上させる技術的な提案を行い、長期的な利用に耐えるための材料選定と施工の品質管理をサポートします。

法規制とコンプライアンスの遵守

地域の建築基準や環境規制に対する順守確保を行い、関連する法的要件や規制に沿った設計と施工の支援を提供します。!

 

オーガニックの住まいにおいて

1 構造材 杉(椙)  バリア・フリー工房が使う木材は南九州が産地の『飫肥杉』 日本の杉は産地、特性で分けて以下の種類があります。

道南杉 秋田杉、日光杉 北山杉、立山杉、吉野杉、魚簗瀬杉、天竜杉、屋久 杉など20種類以上、さらに細かく分類され、
学名も『Cryptomeria Japonica/ク リプトメリアジャポニカ(日本の隠れた宝)』と言われるくらい日本人に親し まれてきた木材です。
その杉(椙)の中でもバリア・フリー工房が飫肥杉にこだわる理由があります 。 それは杉の持つ精油の量です。
南九州は高温多湿のため、山林にはシロアリが かなり生息しています。その中で杉が育つにはシロアリが嫌う精油を樹木の中 に持つことが大切です。
この精油はいいことだらけなのです。 乾燥 バリア・フリー工房は杉の乾燥にもこだわります。 せっかくの天然の精油を排出してしまう機械乾燥は使用しません。
機械乾燥の 杉は含水率を15%以下にしていきます。これは細胞の壁を壊して細胞内の水分 、油分まで抜いてしまわないとできない数値です。
ご自身の骨がこのような状 態、想像できますか? 細胞を壊すことなく、木(杉)が生きている状態で乾燥できなければ意味があ りません。
だからバリア・フリー工房は細胞を残す乾燥方法をとりいれています。 音響熟成 常温熟成庫のなかでクラシック音楽を聴かせ、
ストレスフリーの状態で熟成乾 燥させます。そこでは一本一本、その日の温度、湿度を加味しながら丁寧に作 られていきます。
このため、杉の細胞は壊れることなく精油が残るので、時が たつほどにツヤが出てきます。 2 断熱材 バリア・フリー工房が目指すのは
『中気密高断熱』。家も生(活)きている! と思っている工務店です。 機械を使って換気(呼吸)をするのが主流の世の中です。
しかしバリア・フリー工房は家自体が呼吸することが大切と考えています。そ こには窓の配置、建物の建つ方向によってその地域に吹く風、太陽の光の取り
入れ方の大切さを取り入れ、さらには壁も呼吸することを考えて断熱材を提案 します。
高気密高断熱と言えばおもに発泡系の断熱材を使いますがバリア・フリー工房 が使う断熱材はずばり〝羊毛(サーモウール)″です。
ウールは高い保温効果を保ちながら、湿度も調整してくれます。  冬場のウィンドブレーカーは耐風性、耐寒性に優れているものの、内側は蒸 れてきます。
一方、ウールのセーターは保温性もありながら調湿もしてくれる ので蒸れることはありません。 体感温度は温度だけでなく湿度も加味しなくてはいけません。
快適な住空間は 調温調湿でえられるものです。まさに羊毛の断熱材は生きている家の証なので す。 3 内装材  内装材は、住んでいる家族の身体に触れるもの。
より自然に近く、身体に優しいものがいい。 幻の漆喰 今現在、漆喰は〝漆喰調〟まで含めると、日本だけでも数限りなく存在します 。
本来の漆喰は石灰とスサ、海藻を混ぜてねかせる工程によって作られます。子 工程を省くために別の骨材を混ぜ、化学糊などの接着剤を加えて大量生産して いきます。
幻の漆喰は赤貝を焼成して作った〝焼成カルシュウム″を使い、化学物質を一切 使わない伝統工法の漆喰です。
それなのに化学物質を吸着・分解して、室内環 境を整えてくれるすぐれものです。
うづくりの床  フローリングといえばつるつるピカピカのワックスを塗ったイメージを待た れている方が多いのではないでしょうか?
上記、音響熟成庫で造られたうづくりの床は飫肥杉の厚さが38㍉もあり、表面 は年輪が浮き出るように仕上げられており、足触りがとても心地よいものです 。
もちろん仕上げの塗料、ワックスなどは使用しなくても生きている杉の油分が 時間をかけてツヤを演出してくれます。
夏はさらっとした足触り、冬はふんわりと柔らかいのもこの床の特徴です。

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